2025/9/19 化学工学会第56回秋季大会特別シンポジウム・INCHEM TOKYO 2025特別講演会「2050年 カーボンニュートラルへの道」を開催しました。
本シンポジウムにて、意見書「カーボンインディペンデンス(炭素自立)ビジョン3.0: CO2 排出削減が困難な産業の循環経済への変革」を公表いたしました。
意見書3.0要約
二酸化炭素排出削減が困難な産業のうち、化学産業におけるプラスチック等再資源化について精査し、木質バイオマスからの化学原料合成および CCU とあわせてカーボンインディペンデンス(炭素自立)という社会変革に向けたロードマップを示した
炭素自立実現に向けて、2030年・2040年に到達すべき姿を、5つの成熟度指標の観点から整理し、課題を明らかにするとともに、ステークホルダーの役割を示した
炭素自立に向けた取り組みを推進していく上で、特に重要な提言として下記を示した
・炭素自立ロードマップを推進する組織の設立
・政策立案者による、包括的な炭素自立・炭素循環施策の策定
・炭素自立の実現主体としての産業界による、炭素自立ロードマップの実行
当日の様子


多数の皆様にご来場・ご参加いただき、本イベントは盛況のうちに無事終了することができました。
誠にありがとうございました。